関根勤は"九死に一生" 動脈硬化を防ぐ炭水化物の食べ方は
ナイルレストランのムルギーランチは、煮込んだ鶏肉と野菜と混ぜて食べるインドカレーで、若い頃はご飯大盛りでも足りなかったそうだ。スーリヤではカレーの前にチーズナンを楽しみ、窯で焼いた鶏が好物らしい。
過剰な炭水化物による食後高血糖が、動脈硬化を助長した危険性はあるだろう。カロリーも高そうだ。
では、動脈硬化を予防するには、どんな点を注意すればいいのか。
「肉に含まれる飽和脂肪酸がコレステロール値を引き上げるので、その対策には肉の量を1日の総摂取カロリーの7%以内に抑えることです。牛肉なら100グラム以内。その代わりに、不飽和脂肪酸のEPAを摂取するといい。イワシやサバなど青魚に多く含まれます」(桑島氏)
関根も冠動脈疾患後は、野菜を増やして、タンパク源は豆や魚を中心に取っているようだ。
では、食後高血糖を防ぐにはどうするか。
「食べる順番として、繊維質、タンパク質、炭水化物の順で取ると、繊維質が糖の吸収を抑え、食後高血糖の予防になります。その上で食後30分から2時間以内に30分程度の散歩をすれば、バッチリです」(則岡氏)
仕事があるし、毎食後に散歩するのは難しいだろうが、せめて3食のうち比重が重い夕食後にやるといいだろう。