潤い不足の性交痛であれば、工夫次第で解消できる可能性があります。まずは前戯。男性はしっかり時間をかけているつもりでも、同研究会の調査では5~20分が64%。意識して時間をかけるのがポイントです。
次に体位。女性が自分で痛みのコントロールをできる騎乗位がお勧めです。慣れない女性は動きがぎこちないかもしれませんが、ゆっくり見守ってみてください。
さらに、潤滑剤やゼリー付きのコンドームを活用する手もあります。
ただし、性交時の痛みは、子宮内膜症やがんなどが原因の場合も。痛みに関して詳しく聞くことは、病気の早期発見にもつながるでしょう。