著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

子宮頚がん予防9価ワクチン国内初承認で知っておきたいこと

公開日: 更新日:

 子宮頚がんワクチンの是非についてはここでは触れませんが(私や、私の周囲の婦人科疾患の専門家たちは、その役割に大いに期待しています)、日々セックスの痛みについて考えている私が注目するのは、病気と気づく前にセックスに痛みがあるか。

 前回のコラムでは子宮筋腫や子宮内膜症かもしれないサインとしてセックスでの奥のほうが痛むことを挙げました。子宮頚部は子宮と膣のつなぎ目です。発症の場所や範囲にもよりますが、位置的には奥に痛みが出ると考えられます。セックスで痛みを感じる場合は、早い段階で婦人科で診察を受けることをお勧めします。

 ワクチンで予防ができるならそれに越したことはない。そして次に重要なのが早期発見。痛みが早期発見につながる可能性があるなら、そのチャンスを逃して欲しくないと思います。

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