朝の体のこわばり、関節の痛みや腫れはリウマチの初期症状

公開日: 更新日:

 リウマチの薬には、消炎鎮痛薬、ステロイド、抗リウマチ薬、生物学的製剤、JAK阻害薬がある。最初に使う薬として世界的に推奨されているのは抗リウマチ薬のメトトレキサート。3カ月を一つの目安として使う。効果不十分な場合は、ほかの抗リウマチ薬に変更するか、生物学的製剤やJAK阻害薬を追加。それでも効果不十分なら、別のメカニズムの薬に変更する。例えば、生物学的製剤からJAK阻害薬に変更したり、メカニズムが違う別の生物学的製剤に変更するなど、だ。

「効果が良ければそのまま継続し、症状が安定した段階で薬の量を減量したり、注射や飲む間隔を空けていきます。減量や間隔を空けても良い状態が続く場合は、生物学的製剤やJAK阻害薬はゼロにし、メトトレキサートだけで症状をコントロールできる可能性も生まれてきます」

 リウマチは家系に患者がいると、なりやすさが伝わる場合もある。しかし、より発症に影響しているのは環境要因だ。環境要因に気を付けることで予防できないか世界で検討されている。

「発症に関係する因子としては、喫煙(副流煙も含む)と歯周病です。たばこはお勧めできませんし、歯のケアもきちんとやってもらいます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった