コロナパンデミックで看護師志望者が急増した理由とは?
また、コロナで失業者があふれる中、看護師という職業自体が見直されたことも大きいでしょう。もともと平均年収850万円で福利厚生がしっかりしていますし、コロナ禍初期にニューヨークで看護師が不足した時は、全米から応援に駆け付けた看護師の給与は1週間で最高100万円に上りました。
アメリカでは「病棟を仕切るのは医師ではなく看護師」と言われるほど、彼らは大変リスペクトされています。
患者と24時間向き合い命を支える看護師に、どれほど感謝の気持ちを伝えても足らないと考える人が増えたのもコロナがもたらしたひとつの結果だといえるかもしれません。