著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

ラッキョウは「食物繊維の王様」焼くと抗酸化作用が20倍に

公開日: 更新日:

 ほかにも美容効果が期待できるビタミンC、代謝促進が望めるカリウムも含まれていますが、食べ過ぎると胃に負担をかけてしまうので、1日4個を目安にしましょう。

 最近話題の黒ラッキョウは生ラッキョウを加熱し、糖とアミノ酸を変色させた加工品です。動脈硬化改善や血栓予防が期待されるシクロアリインが生ラッキョウの2倍以上、活性酸素を抑制する抗酸化作用も通常のラッキョウの約20倍にもなるそうです。また、糖度は30度以上といわれ、ミカンやリンゴの約3倍近い甘さになります。

 とはいえ、「加熱」という加工をしているので熱に弱いカリウムやアリシンは生ラッキョウの方が多くなります。目的に応じてラッキョウの種類を楽しんでみるといいでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」