熱い情熱を持った指折りの放射線治療医が亡くなってしまった
病院のホームページには、唐沢医師が記した「当科のモットーは患者さんの身体に優しく、確実に治療する」との言葉があります。
人生は何があるか分からない。たくさんの先人の哲学から「それが人生だ」と聞かされても、まだ現実味を感じません。長く一緒に仕事をし、親しくさせていただき、しかもあの元気な彼が、いま死ぬとはとても思えない彼が、亡くなってしまった。
いまもまだ、「先生!患者さん良くなりましたよ」と、彼が電話してきてくれそうな気がするのです。