足<下>正しい靴を選ぶ4つのポイントと足のメンテ術 足の総合病院院長が指南
革靴を選ぶときは、靴底が硬すぎず軟らかすぎず、足の動きに合わせて柔軟に曲がってくれるものを選ぼう。
■デザイン
デザインは人それぞれで好みがあると思うが、専門医の視点からすれば、少しファッション面を妥協してでも、「ヒモ」や「マジックテープ」などでしっかり固定できるタイプを選ぶべきという。
「女性でどうしてもハイヒールを履く必要がある場合は、足首を固定できるアンクルバンド付きのものであれば、足への負荷が軽減できるでしょう」
■つま先
自分のつま先のシルエットに合った靴を選ぶことが大切。理想はトウボックス(靴のつま先)の部分が広く、靴の中で足の指が当たらないものがいいという。
また、人のつま先の形は、大きく「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」の3タイプに分類される。
親指が一番長いのが「エジプト型」で、この場合は親指部分から小指にかけて斜めに、すっきりと短くなる「オブリーク型」の靴を選ぶ。「ギリシャ型」は人さし指が最も長いタイプで、つま先の中央部分を頂点に、左右対称にカーブを描く「ラウンド型」の靴を選ぶ。そして、親指と人さし指の長さがほとんど同じに見えるのが「スクエア型」で、つま先が四角い「スクエア型」の靴を選ぶといいという。