「補聴器の落とし物は補聴器販売店へ」SNSのつぶやきが話題に
先日のことです。広島の補聴器販売店がツイッターで「補聴器の落とし物を見つけたら、近くの補聴器販売店に届けて!」という内容のツイートをしたところ、4万リツイートと5万件のいいねがついて大きな話題となりました。
それは補聴器販売店からメーカーを通して補聴器を落として困っている方に、連絡することができるためですが、それができるのは各メーカーでどの販売店にどんな製品を販売したかを、シリアル番号と共に記録しているからです。でも、製品によってはその番号の記載されている場所が違い分かりにくいことも。そのため冒頭のツイートをした販売店は、警察よりも扱い慣れた販売店の方がより早く落とし主の元に戻ると考えたようです。
ちなみにこのツイートは注目度の高さから、神戸新聞社が運営するニュースサイトで取り上げられ、やがてはYahoo!ニュースにも転載。それがきっかけとなり、警察遺失物係から補聴器業界団体へ問い合わせがあり、業界から補聴器メーカーの連絡先一覧やシリアル番号の刻印場所などの情報を提出。それにより、警察から製造番号をメーカーへ問い合わせ、次に警察またはメーカーから購入店へ連絡、そして購入店から顧客へといったフローが確立されたのでした。