難聴は認知症の大きなリスク 会話が聞き取りにくくなったら「人工内耳」も検討を

公開日: 更新日:

「生まれてから一度も音を聞いたことがない幼児の場合、耳から入ってくる音と言葉を一致させる訓練をします。音の強さや高さなどをコンピューターとサウンドプロセッサーをつないで調整し、微修正を繰り返しながら聞こえやすくします。成人は慣れれば半年に1回程度ですが、幼児は頻回に通う必要があり、多い人で週に1回通って言語習得の遅れを取り戻していきます。大体手術の1年後からしゃべり始めることができます。これを幼児期の間続けることで、小学校入学までには健聴者の言語習得に追い付くことができます」

 近年、難聴は認知症の予防可能な最大の要因であることが分かってきた。音が聞こえづらいと感じたら補聴器相談医が在籍する耳鼻咽喉科を受診することだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育