健康に気を使うだけでポイントが貯まる 新クレジットカードが米国で話題
セルフケアに気を遣う人が増え、健康産業が急速に拡大する中、身体と心の健康を重視する、ウェルネスに特化した初のクレジットカード「ネス」が脚光を浴びています。
従来のクレジットカードといえば、旅行特典に重点を置くものがほとんどでした。ところがコロナのロックダウンで移動が難しくなったため、「旅行の代わりにセルフケアやウェルネスを加速させるカードを作ってはどうか?」を思いついたのが、スタートアップ起業家デレク・フランズライヒさんです。
最初のネスカードは、年会費349ドル(約5万円)のベータ版として今年3月にスタート。カード会員は、「健康的」として選ばれた加盟店での利用でポイント5倍、ワークアウトや睡眠、マインドフルネスなどの健康的な活動で最大2万ポイントが付与され、それをヘルシーな商品やサービス購入に利用できます。ブランドパートナーには、フィットネス大手の「エクイノックス」、スポーツシューズの「オンランニング」、オーガニックスーパーの「ホールフーズ」、サラダに特化したファストカジュアルレストラン「スイートグリーン」など、3万件が加入しています。