砂糖入り飲料を飲み続けているとうつ病になりやすい?
5年にわたる追跡調査の結果、飲料を多く摂取する人と摂取しない人のうつ病リスクの差は、砂糖入り飲料全体で3.6%、炭酸飲料で3.5%、野菜ジュースで2.3%、100%のフルーツジュースで2.4%、加糖コーヒーで2.6%であり、これらの飲料を多く摂取する人でうつ病リスクの増加と関連していました。
一方、ブラックコーヒーではマイナス1.7%で、うつ病リスクの低下と関連していました。
なお、緑茶については摂取量とうつ病リスクの間に統計学的に意味の関連を認めませんでした。
論文著者らは「甘味飲料の摂取を控えることが、うつ病の予防に良い影響を与える」と考察しています。