見知らぬ病院で母を逝かせたくない…何とか家に連れて帰りたい
やがてそんな現実も受け入れ覚悟を決めたと、娘さんは病室で涙を流しながら話されていたことを、担当のケアマネジャーさんから伺いました。
私たちは、ひたすらご家族の意向を聞き、今できることを探すことに集中するしかできません。
そして、患者さんとご家族にとって限られた大切な時間を、たとえかなわぬ事態となったとしても最後まで後悔のないように使い切ることをお手伝いすることも、また在宅医療の果たす大切な務めだと考えるのです。