【ハローライト】電球の「オン」「オフ」が元気のサイン

公開日: 更新日:

 改良版は、電球をソケットに取りつけ、見守る側のスマホやパソコンが電球の点滅情報を受信できるように設定するだけ。電球の点灯・消灯で親が普段通り生活を送っていることがわかる。

「設置場所として一番多いのはトイレです。あらかじめ決めた時間(たとえば朝7時から夜9時までなど)の点灯情報を知ることができます。点灯の形跡がない場合は、見守る側へ異常の通知が送られてきます。見守られる側としては、監視カメラなら拒否感も持たれるでしょうが、電球ならいいと評価をいただいています。システムがシンプルなので息子さんや娘さんが親に説明してもすぐに理解してもらえます」

 ネット通販で購入の場合、月々の費用は495円。ここに初期費用1万780円がかかる。運送会社に申し込む方法もあり、こちらでは配達員が電球を設置し、見守りも行う、二重のサポートサービスが受けられる(別途料金がかかる)。

「一人住まいの高齢者の自立をサポートする一部の自治体さんとも連携していますし、ハローライトを高齢者のアパートやマンションの賃貸条件にする大家さんもいます」

 見守る人にしっかり伝わるこのライト(気軽な)な見守りは、これからますます必要とする人が増えそうだ。(つづく)

【連載】離れて暮らす老親へ 優しい見守りグッズ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  2. 2

    キャバクラ通い朝乃山 厳罰招いたウソと大関復帰の可能性

  3. 3

    蒔田彩珠は“この役なら変われる”と奮起して「富永蒼」役をゲット

  4. 4

    渋野日向子は大丈夫?「国内大会で予選落ち→米ツアーで不振」の“負のループ”にファンやきもき

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    橋本環奈vs麻生久美子 NHK朝ドラ「おむすび」で娘と母だった2人が4月期ドラマは主役で“対決”

  2. 7

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 8

    公共施設へのスターバックス出店に相次ぐ疑問…愛知県津島市では激安賃料への批判も

  4. 9

    自主申告「7球団14人」の信憑性…《実は結構、お手軽な調査でした》と関係者

  5. 10

    石破首相のトンデモ持論「退職金増税」に自民議員真っ青…国会で課税見直し“明言”、参院選の争点化待ったなし