著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

重度の眼瞼下垂には健康保険適用の「前頭筋吊り上げ術」

公開日: 更新日:

 前頭筋吊り上げ術にかかる時間は2~3時間程度で、多くは日帰りで行います。術後は上まぶたや目の周りに腫れや赤みがあり、人それぞれですが1週間から10日でだんだんとよくなっていきます。

 眼瞼下垂の手術は、実にいろんな方法があります。それゆえに「どれがいいのだろう」と迷ってしまう方もいると思います。

 まずは眼科を受診して、自分は本当に治療が必要な眼瞼下垂になっているのか。なっているのならば、どの程度の段階なのかを診断してもらいましょう。

 次に、何を優先するのかを考える。「自由診療でもいいので自分の好みの二重デザインになるように手術したい」「仕上がりよりも、保険適用での手術を希望したい」など、人によって求めているものは異なります。

 そして、保険適用であれ自由診療であれ、疑問点や不安点はとことん医師に確認する。

 自由診療の場合にはくれぐれも「安さ」だけで病院を選ぶことのないようにしてください。カウンセリングにしっかりと時間を取り、術後のまぶたの仕上がり具合も納得いくまでシミュレーションしてくれる。そんな病院がベターです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  4. 4

    金田ロッテはキャンプ中に「生理(性処理)休暇」を堂々と導入!監督就任翌年に日本一を達成した

  5. 5

    故みのもんたさん 闘病生活の中で本紙に語っていた「老い」と「人生最期の願い」

  1. 6

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希まさかの「先発白紙」はむしろプラス…《メジャーレベルではない》の声も

  3. 8

    山田涼介のソロ活動活発化で“亀梨和也のトラウマ”再燃…Hey! Say! JUMPファン戦々恐々

  4. 9

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇