高齢者をターゲットにした悪徳商法に気を付けよう
悪徳商法全般に言えることだが、この手の勧誘には共通点が多い。
たとえば、会場は商店街の空き店舗などを利用。ズラリとパイプ椅子が並べられ、笑顔いっぱいの担当者が健康の大切さを面白おかしく説き、ある医療機器の話を始める。「テレビや新聞で紹介されました」だの「実はすごい医療機器なんです」などと連呼し、使った人たちがいかに幸せになったかを熱弁する。
すると、周囲に複数いる仲間たちが「それはすごい!」と合いの手を入れ場を盛り上げる。こんな集まりに繰り返し足を運ぶうちに妙な親密感を持ってしまい、なんだかうやむやのうちに申込書にサインしてしまう……。
親がこんな商法に巻き込まれていないか、たまにはじっくり日頃の生活について話す場を持ち、怪しげなところに出入りしていないか確かめてみることをお勧めしたい。