命に関わる難病と知っても…プロ雀士の沢崎誠さん原発性骨髄線維症を語る
1回だけ具合が悪くなったのは、肺に水がたまったときでした。抜いたら1.5リットルぐらいの水が出てきてビックリしました。でも、それきり問題はありませんでした。
移植は免疫が極端に落ちる治療なので、お見舞いは限られた人だけで、基本は「来ないように」と周囲に伝えていました。でも暇を持て余すことはなく、管をつけたままネット麻雀の仕事をしていました。「麻雀格闘倶楽部(マージャンファイトクラブ)」というオンライン対戦型麻雀ゲームでアマチュアと対戦していましたよ。どうしても集中力が長くはもたないので回数は多くありませんでしたが、入院生活はぜんぜん苦になりませんでした。
ただ、管がついていて不自由なものだから、院内のコンビニに行くぐらいしか運動ができなくて、ついに腰痛になりました。それまでは散歩もよくしたし、山登りもしていたくらい腰痛とは無縁だったのです。そして今日も腰痛です。春先は多いんじゃないかな。本当にひどいですよ。治ったら運動を続けるようにしなきゃとは思っています。毎日ゆっくり30分ぐらい歩けば十分じゃないかな。