北朝鮮に急所を突かれ…東京五輪に忍び寄る“不参加ドミノ”

公開日: 更新日:

「北朝鮮のまさかの不参加表明に、日本はどう反応するか。まさか『乱暴な判断だ!』と非難するわけにもいかないでしょう。自国のアスリートの命と健康を守るという判断は正しいものですから。北朝鮮の不参加表明について質問された菅首相は無言だったというのだから、情けない限り。北朝鮮がマトモに見えるようじゃいけませんよ。あくまで五輪を開催したければ、『参加可能な国だけ来てください。各国の事情もあるので不参加でも我々は責めません』と、いち早く表明すべきです。菅首相の口から言いにくければ、丸川五輪相や組織委員会の橋本会長に言わせてもいい。それが本当の心遣いですよ」

 この日、組織委は、北朝鮮の不参加表明を受けて「各国・地域のアスリートがベストなパフォーマンスを発揮できるよう、関係機関と連携し、大会準備を進めていきたい」とのコメントを発表したが、日本政府は自国民さえ守れない状況だ。北朝鮮に続き、不参加を表明する国が出てきても当然だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動