【箱根駅伝予想】早大OB渡辺康幸氏「駒大の3冠阻止して青学大連覇なるか」ダークホースは?
2強に割って入るなら国学院大
駒大には2区も走れる鈴木芽吹(3年)がいますが、出雲6区で区間賞を取った後、全日本は足の故障で欠場。現時点ではケガの回復具合がわかりません。
原監督が「相手は駒大さんだけ」という青学大は、1区に目片将大、2区はエース近藤幸太郎、3区岸本大紀と力のある4年生を並べ、駒大とがっぷり四つに組むとみています。昨年は3区、5区に起用された1年生(太田蒼生、若林宏樹)が好走し、優勝につなげた。今年はこの2人が駅伝を走っていないが、エントリーはされている。箱根に向けてしっかりコンディションを整えてくるチームなので区間配置が楽しみです。
この「2強」を崩すとすれば国学院大でしょう。出雲は1区7位、全日本は同17位と出遅れながら2位でゴールしたのは力がある証拠。3月の学生ハーフマラソン1位、2位の平林清澄(2年)、中西大翔(4年)、ハーフマラソン日本人学生歴代2位の山本歩夢(2年)、関東インカレ2部ハーフ王者の伊地知賢造(3年)の実力者4人を往路に起用すれば、チームに勢いがあるし、メンバーも揃っているので面白い。