混迷した下院議長選挙に思うこと…大リーグの労使交渉は対立しながら傷を最小限度にとどめる
そのため開幕はずれ込んだものの、従来の162試合制を維持できる範囲で合意、ストライキが終わればそれまでの対立などなかったかのようにシーズンが始まり、オーナーと選手が談笑する姿がSNSに投稿される。
徹底して対立しながら傷を最小限度にとどめる範囲で妥結、しかも対立が解消されればすべてが日常に戻るという大リーグのあり方は、「恥ずかしい」と延々と続く下院議長選挙を批判した大統領のバイデンの一言を待つまでもなく、下院議員たちが学ぶべきものかもしれない。