ロバート・ボールドウィンさん “外国人日本王”半生と近況
■食材の輸入業務やトラックダライバーも経験
さて、ボールドウィンさんはカナダ人宣教師だった父親が広島に赴任していた時に生まれた3人きょうだいの末っ子。7歳上の姉、2歳上の兄がいる。
「小学校まで広島で育ち、中学に入る時にカナダに戻ったの。で、高校卒業後は特技の日本語を生かして、観光ガイドの仕事をしてたんだ」
その後、約3年間、日本で貿易関係の仕事をしてカナダへ帰国。復職したところ、シェアハウスで日本人女性と知り合って結婚。1995年夏に2度目の来日を果たした。
「山形県内の食品メーカーで食材の輸入業務、都内でトラックドライバー、いろいろやったなあ。で、外国人エキストラの仕事があると聞いて、2000年くらいかな、芸能事務所に入ったのがテレビや映画出演のきっかけだね」
当初は「奇跡体験!アンビリバボー」や「ザ!世界仰天ニュース」などの再現ドラマの外国人役やエキストラだったが、05年10月から放送された「超星艦隊セイザーX」(テレビ東京系)にレギュラー出演。特撮ファンの注目を浴びた。