【子宮筋腫の低侵襲手術】メディカルトピア草加病院・婦人科(埼玉県・草加)

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 手術は、子宮ごと取ってしまう「子宮全摘術」と、筋腫だけを取る「筋腫核出術」がある。

「どちらの手術にするかは患者さんの希望になります。子供をつくる必要がなかったり、筋腫の数が多ければ全摘術の方がいい。妊娠を考えていたり、子供はいるけれども子宮を残したいというならば核出術になります」

■入院日数は開腹の2分の1

 この2つの手術をできる限り、侵襲の少ない内視鏡手術で行っているのが同科の特徴だ。内視鏡手術には、お腹に5~10ミリの穴を4カ所開けて行う「腹腔鏡手術」と、お腹は切らずに膣から内視鏡を入れて筋腫を取る「子宮鏡手術」がある。

「開腹手術か内視鏡手術かの選択は筋腫の大きさで決まります。15センチ以下であれば腹腔鏡でほとんど対応できます。子宮鏡の適応は粘膜下筋腫のみで、3センチ以下であれば行うことができます」

 お腹を12~13センチ切る開腹手術の入院日数は10~14日。比べて、傷の少ない腹腔鏡は1週間弱、子宮鏡では2泊3日と大幅に回復が早い。

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