【子宮筋腫の低侵襲手術】メディカルトピア草加病院・婦人科(埼玉県・草加)

公開日: 更新日:

 しかし、婦人科疾患で内視鏡手術を行う施設はまだ少ないのが現状。国内の産婦人科医で、日本産婦人科内視鏡学会の技術認定医の資格を持つ医師は5%ほどしかいないという。

「内視鏡手術はスムーズにできれば低侵襲ですが、ひとたび腸や尿管の損傷、大出血などの合併症が起きれば、非常に高侵襲になります。その分、執刀医の豊富な経験と安定した技術が必要なのです」

 同院がリニューアルオープンしてから、過去5年間の同科・内視鏡手術の実績は2000例以上に上る。合併症の発生は腸と尿管の軽い損傷が各1例。輸血を必要としたケースはなく、手術中に腹腔鏡から開腹に移行した症例はゼロという。

■データ
上尾中央医科グループの急性期病院(一般80床)。
◆スタッフ数=常勤医4人、非常勤医1人
◆年間初診患者数(2015年度)=1703人
◆年間手術総数(同)=621件(うち子宮筋腫の内視鏡手術393件)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も