インフル猛威の余波か「ウイルス・菌」除去剤が大ヒット中

公開日: 更新日:

 1月に入って、インフルエンザが猛威を振るっている。厚労省のまとめによると(25日時点)、全国の患者数は約213万人で、44都道府県で警報レベルを超えたという。通勤電車のサラリーマンやOLは、大半がマスク着用で予防に懸命だ。

 そんな中、東西線・葛西駅前のあるチェーン薬局をのぞくと、ある商品の棚だけがキレイに空になっていた。

「ウイルスや菌を除去する『クレベリン』ですね。置き型やスティックタイプがありますが、ただ今、すべて欠品中で入荷待ち状態です。申し訳ありません」(担当者)

 今年に入って子どもがいる母親らが次々に買っていったという。中央区内の薬局に置き型のタイプだけ残っていたので購入してみた。

「クレベリンは空間や物に付着したウイルスや菌、臭いを二酸化塩素ガスの力で除去します。弊社社内ではオフィスあちこちに置いてありますよ」(大幸薬品広報担当者)

 部屋に置くだけで、ウイルス・細菌を除去――か。しかも1カ月間、効果が続くらしい。風邪やインフルエンザのウイルスや細菌に効果があるとは書いてはいないが、消費者が過剰反応しているのだろうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭