トイレに1日30回…ムッシュ・ピエールさん潰瘍性大腸炎を語る

公開日: 更新日:

 症状がなく寛解状態が続いていても時に再燃することがあり、それが1~2カ月続くこともあります。でも、ここ2年近く症状は出ておらず、食事健康な人とほぼ変わりありませんが、ホルモンなど脂の多い肉の部位や刺激の強いもの、ボクには相性の悪いトウモロコシとエノキダケは避け、強いアルコールを控えるようにしているぐらいです。

 病気を経験して痛感したのは、セカンドオピニオンの大切さです。もし、私のようになかなか症状が改善しなかったら、他の病院に行ってみてください。

 潰瘍性大腸炎は薬の種類が複数あり、処方された薬が合わない場合もあるそうです。私も、薦められた新薬は激しい胃痛を伴いました。便の説明をすることを最初は恥ずかしく感じるかも知れませんが、ガマンせずすぐに担当医に相談してほしいですネ。

(取材・文=中野裕子)

▽1971年、栃木県足利市生まれ。大阪大学人間科学部1年の時、奇術研究会に入会。その後、ルビー天禄に弟子入りして修業を重ね、2004年「爆笑おすピー問題!」(フジテレビ系)の「日本マジック統一王座決定戦」での優勝を皮切りにマジック界で躍進を続け、日本を代表するマジシャンに。現在、大阪・北新地でマジックバーも経営している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」