脳出血で倒れて2年…HIROさん“余命0年”からの生還を語る

公開日: 更新日:

 僕は意識のない間にけっこう暴れていたみたいで、体にロープをかけベッドに縛り付けられていました。閉所恐怖症やから、MRI検査の時も嫌がってすごい暴れて、看護師さん4人で押さえつけたらしいです。

 治療はカテーテル手術と点滴、飲み薬でした。詳しくはわかりませんが、脳のむくみをとったり、血圧血糖値を下げていたみたいです。6月29日にICUから一般病棟へ移り、7月12日には退院しました。回復は早かったみたいですね。倒れた時は助かる確率20%と言われたのに、一般病棟へ移ったらすぐに点滴スタンドをガラガラ押しながら普通に歩けて、医者に「大丈夫ですか!?」と驚かれましたから。

 血圧はもともと高かったんです。収縮期血圧が150(㎜Hg)、入院時はキリンと同じぐらいの250もありました。糖尿病もあって、HbA1cが9.0%(正常値4.6~6.2%)と高かった。テレビの健康番組で血液検査を受けるとコレステロール値とか全部高くて、医者に「余命0年」と何度か言われていました。でも、「この前、そう言われてからもう何年も生きてるわ」と思って、信用していませんでした。だから、何も治療していませんでした。甘くみていましたね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も