痛いからセックスしたくないと言ったら、「浮気する」と彼
でも長い付き合いになると、「私は/俺は、こうしたい」という自分の主張を優先しがち。痛い側は「つらいから理解してほしい」、我慢させられる側は「フラストレーションがたまる」。結果、思いやりに欠けた言葉を放ってしまうことにつながるのでしょう。
長い付き合いだからこそ、言葉にはっきり出さなくても分かってほしい――。私も長年性交痛を抱えてきたから、理解できます。しかし、言わなければ伝わらないというのも、長年の経験で得たことです。
分かってくれないと相手を責めても、状況は変わりません。性交痛に悩んでいる女性のみなさん、性交痛の痛みがどんなものか、男性が理解できる言葉で伝えてください。そして男性のみなさん、性交痛には性器のうるおい不足のほか、婦人科疾患の可能性があることも念頭に置いて、耳を傾けてください。