感染ピークの米国は抗体検査で流行第2波を回避できるのか
しかし、いくつかの問題もあります。たとえ抗体ができたとしても、どれほどの期間で有効なのか? 1度感染した人はもう二度と感染しないのか? 2度目の陽性になった人の例もあり、疑問が投げかけられています。
さらに、この検査はかなりの規模で行う必要があることです。ニューヨーク州では独自に抗体検査を開発し、現在、FDA(米食品医薬品局)に対して1日10万人まで規模を拡大できるよう申請しています。しかし、1900万人の州民全員を検査するには、その方法論の確立が大きな課題です。