加齢黄斑変性症と新型コロナの関係 重症化しやすく死亡率増
炎症が怖いのは本来、体に異物が侵入してきた時の警報役として機能すべきサイトカイン(細胞同士がシグナルをやりとりする時に使うタンパク質)が過剰に作られて炎症を広げるだけでなく、インスリンの効き目を悪くしたり、血管の透過性を高めて白血球が血液内で集まりやすくなり、血液が凝固しやすくなったりして組織の機能を低下させてしまうからだ。
加齢黄斑変性症の人は新型コロナ感染症に、より警戒した方がいいかもしれない。