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佐野靖子ミラザ新宿つるかめクリニック婦人科医師

ミラザ新宿つるかめクリニック婦人科医師。順天堂大医学部卒。同大産婦人科入局後、非常勤助教を経て現職。医学博士、日本産婦人科学会専門医、日本女性医学学会専門医。専門は更年期障害、女性のヘルスケア。

知っておくべき避妊薬としてのピルとコンドームとの関係

公開日: 更新日:

 ただし、コンドームはピルに比べると避妊効果としては劣るとはいえ、大事な役割を持っています。それは性感染症の予防です。

 コロナの時代の今、症状はないけど自分が感染している可能性を考えマスクをすることが推奨されています。性感染症も新型コロナウィルス同様、感染していても自覚症状がない場合も多いのです。コンドームは性行為においていわばマスクの役割を果たすので、お互いを守るために必要です。

 またオーラルセックスが普及している現代では性感染症は性器から口腔内に感染することもあります。味付きのコンドームなども販売されています。極力粘膜同士が接触しないように役立てていきましょう。低用量ピルも飲み忘れなどがある場合は避妊失敗率が上がってしまいます。性感染症の予防も含めてコンドームの併用をおすすめします。

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