科学的根拠に基づく「老化を遅らせる」4つの方法 研究者が指南
GI値が高い食品は、食後、血糖値を上げやすく、AGEを作りやすい。主食では白米、食パン、餅、うどん。砂糖や果糖も該当する。
「時には、GI値が低い玄米や雑穀を取るようにし、食物繊維が豊富なまいたけやブロッコリーなどの野菜から先に食べるようにすれば、血糖値の急上昇を抑えられる」
■糖尿病の人は治療をしっかり受ける
糖尿病で血糖コントロールが悪いと、血中の糖が過剰になり、AGEがたまりやすい。
■AGEが多い食品・増やす調理法を避ける
AGEは体内で作られるだけでなく食材中にも含まれていて、加熱調理で増える。
「揚げ物、焦げ目が付いた食品、インスタント食品やスナック菓子、ミートボールのような加工肉・加工品や調理済み食品は、食品自体にAGEが多い。患者さんには、『素材の原形をとどめていない、何でできているか分からないものはできるだけ取らないようにしてください』と話している」