コロナ禍の運動不足とストレスが女性の尿漏れリスクを高めてしまう

公開日: 更新日:

「GSM対策もぜひ行ってください。デリケートゾーンが萎縮して乾燥するため、保湿剤を指につけ、第1関節から第2関節辺りまでを膣に入れて塗る。保湿剤は、肌が特に弱くなければ日々のボディーケアやフェースケアに使っているもので構いません。かゆみが出る場合はデリケートゾーン専用の保湿剤があるので、それを使ってください」

 尿漏れ対策は、セルフケアが効果を発揮する。

「3カ月間、正しい骨盤底筋トレーニングとデリケートゾーンの保湿を続ければ症状がかなり改善します。それでも80%の満足を得られなければ、女性の尿漏れを診ている医療機関を受診してください」

 健康保険適用の治療では、薬物内服治療、膀胱ボトックス注射(過活動膀胱による尿漏れに保険適用)、尿道の下面にテープを埋め込む手術があり、健康保険適用外では、服を着て椅子に座るだけで骨盤底筋を鍛えられる磁気刺激療法、膣の緩みを改善するハイフ療法、フラクショナル炭酸ガスレーザー療法などさまざまな治療法がある。

 とにかく、ひとりで悩まないことだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も