コロナ感染者数激増中の米国の現状は? NYでは2週間で4倍に

公開日: 更新日:

 米国の研究では、交互接種でも抗体価の上昇が良好との結果が出ており、副反応についても、同種接種と交互接種との差はないとの報告。

「日本ではJ&Jのワクチンは承認されていませんが、アメリカでは16日時点で非常にまれではあるものの血栓ができる症状が報告されており、CDC(米疾病対策センター)はJ&Jよりもファイザー、モデルナのワクチンを推奨すると発表しています」(シェリーさん)

 20日、モデルナの新たな発表があった。モデルナのワクチンを3回接種することで、オミクロン株への中和抗体の効果は大幅に上昇し、米国や日本で3回目に使用される50マイクログラムの接種ではおよそ37倍、最初の2回と同じ100マイクログラムではおよそ83倍になったという。この結果が、今後「3回目、どのワクチンを選ぶか」に影響してくるかもしれない。

 日本でも懸念されている副反応、心筋炎。CDCは接種1週間以内に心拍数の変化や息切れがあった場合は医療機関にかかるよう呼びかけているが、「かかっても軽く、治療で回復も早い。それよりも、接種しないで感染した場合の重症化や死亡、長期の入院、後遺症などのリスクの方が非常に高い。私の知人は、コロナから回復して1年以上経っても、味覚と嗅覚が戻っていません」(シェリーさん)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に