米国のドラッグストアから粉ミルクが消えた! 深刻品不足で赤ちゃんの健康が危機的状況に
実は日本ほどではありませんが、アメリカでも少子化が進んでいます。粉ミルク業界はこれ以上の成長は期待できない代わりに、行きすぎたコストカットで利益を上げようとしたため、このような事故が起きたと考えられています。
アメリカでは生後6カ月の赤ちゃんの4割以上が粉ミルクで育てられています。遠く離れたドラッグストアを何軒も回って粉ミルクを必死に探し回るお母さんや、母乳バンクに助けを求めるお母さん、体質に合わせた粉ミルクが手に入らず、代替品を使った赤ちゃんが病院に搬送されたことなどが連日ニュースになっています。
FDAとの交渉でアボットの工場は生産再開のメドが立ったとのことですが、商品が出荷されるのは2カ月以上先になります。その間は海外からの輸入に頼るということですが、まだまだ心配な状況は続きそうです。