新型コロナワクチン接種後死亡一時金 厚労省が新たに72歳男性を認定で計4件に
保留の5件のうち2件は66歳と93歳男性の死亡一時金と葬祭料の請求で、否認の2件は77歳と63歳の女性の医療手当と医療費の請求だった。
新型コロナワクチンに関しては今回の審議結果を含む累積の申請受理件数は4689件。うち認定件数は996件、否認件数は84件、現在の保留件数は29件となった。
ちなみに新型コロナワクチン接種がスタートして10月17日で1年8カ月が経過。この間、3.27億回を超えるワクチン接種が行われ、厚労省には医療機関からだけでも3万4828件(9月4日まで)の副反応疑いと1881件の接種後死亡(同23日まで)が報告されている。
同分科会は認定にあたっては、事例ごとに「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が、予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」との考え方に基づき審査しているとしている。