病気で安静にしていると「寝たきり」につながる危険がある

公開日: 更新日:

■低栄養は廃用症候群のリスク大

 自宅療養や入院での廃用症候群による寝たきりを防ぐためには、日頃から体を動かすように努めて筋肉の“貯金”(貯筋)をしておくのが効果的だ。

「歩ける人は毎日30分ほど散歩するといいでしょう。可能であれば早歩きを意識し、30分が難しければ15分など自分ができる範囲で体を動かすことを心がけてみてください。家の中だけで生活していると体の動きが少なく筋力は低下しやすくなります。ですから、1日1回は外に出て歩くことが大事です。運動は1人よりも2人以上で行うと続きやすいので、時間が合えば誰かと一緒に散歩してください。体調が悪くて外出が難しいときは、たとえば高熱で寝込んでいても、自力で歩いてトイレに行ったり入浴したりするなど、ひとりでできることは自分でこなすことが大切です。家族はひとりでできることまで過剰に手伝わないことが大事です」

 廃用症候群による寝たきりを予防するために大切なのは運動だけではない。「食事と栄養」にも注意する必要がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」