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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【コンブ】ヌメヌメ効果で高脂血症と糖尿病予防の報告も

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 そのほか、高炭水化物食を取っているマウスにコンブを摂取させると、血糖値上昇が抑制されることもわかっており、高脂血症予防効果と糖尿病予防効果を持つ可能性があります。

 このようにアルギン酸とフコイダンはコレステロールの吸収と増加を抑制し、胆汁酸の吸着と排出を促進してくれるため、さらに動脈硬化も予防してくれる働きが期待されています!

 水溶性食物繊維は夕食よりも朝食に摂取することによって腸内環境を改善してくれる報告もあります。

 また、夜間は日中よりも血糖値が上がりやすい時間帯なので血糖値が上昇しづらい食材は夜食べるのも効果的。それぞれの目的に応じて、朝も夜もコンブ生活をカスタマイズしてみてもいいかもしれません。

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