足の捻挫を繰り返す…東洋医学における対策法はあるのか
足関節の捻挫には2つのツボをよく使う
東洋医学では、鍼灸治療で炎症や痛みを鎮め、血液の循環を良くし、捻挫の治りを早めます。
足関節の捻挫に対しては、2つのツボをよく使います。外くるぶしの指1本分前下のくぼみにある「丘墟穴」、内くるぶしの指1本分前下のくぼみにある「商丘穴」です。
ある大学のサッカー部の選手から足関節捻挫で悩んでいる相談を受け状態を鑑別し、はり治療を週3回、2週間行ったところ、痛みが消え、再発もなく練習に戻ることができたという報告がありました。
ですが誰もが鍼灸が向いているとは言えませんし、絶対に効くとも言えません。飲み薬が苦手な方、漢方薬が苦手な方がいるように、鍼灸治療が苦手な方もいます。まずは、試してみてください。
なお、症状が弱まり腫脹、痛みがなくなってきたら、再発防止に効果的な自重のバランストレーニング、チューブトレーニングを行うことをおすすめします。