階段から落ちて腰を強打…日に日に痛みが増し歩行困難に

公開日: 更新日:

 この方の場合、盲腸、そして腎臓移植のドナーとなっての左腎臓の摘出と手術の経験があり、ある程度は手術慣れしていたために、簡単なセルゲル法には大変驚かれ、喜ばれていたのが印象的でした。

 術後1週間後には痛みはかなり消え、歩く速度も速くなったといい、1カ月後には以前はできなかった腰を伸ばすことも、ふくらはぎの圧迫感もなくなったとのことですが、それでも3カ月経ったあたりでも痛みがあるといいます。ただ、問題なく歩けるようになったことは、実感されていました。リハビリテーション専門病院へ紹介をし、しばらく集中してリハビリを受けてもらうことに。

 半年後には30~40分の歩行は可能となり、これまであったように足を引きずることもなくなったといいます。ですが相変わらず時々痛くなることもある。この残存している症状は、椎間板以外の要素、例えば精神的な場合や臓器の状態の影響などさまざまなことが考えられるため、引き続きのリハビリを強く勧めたのでした。

 それから半年後も、やはり痛みが出現し、湿布をすると楽になるといいます。ただ、連続歩行では40分以上もできるようになったとのことです。その代わり足のふくらはぎや付け根(臀部側)が30分~1時間以上は痛くなることもあるといいます。やはり引き続き椎間板以外の症状が残存しているため、リハビリの継続をお願いしたのでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」