過敏性腸症候群でもう悩まない(2)薬物療法だけで3カ月で完治できる

公開日: 更新日:

 生活習慣の改善も欠かせない。IBSの人は交感神経の働きが活発な傾向が強く、睡眠障害を伴いやすい。質の良い睡眠を取れるよう、就寝前の飲酒やスマホの使用は控えたい。

 下痢型であれば消化不良を避けるため、食事の回数を増やして1度に摂取する量を減らし消化を良くさせる必要がある。便秘型の人は、1日3回規則正しく食事を取り、海藻類やキノコ類など水溶性食物繊維を積極的に摂取する。

「自分で症状が出やすいタイミングを把握できるよう『日記』をつけるのもお勧めです。排便や食事内容を記録したり、その日の出来事を記録しておく。後で見返すと症状が出やすい生活パターンが見えてくるうえ、状況を医師に説明しやすく治療の際にも役立ちます」

 次回からは、自分なりの対処法を見つけ、症状と向き合っているケースをいくつか紹介する。 (つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱