フリーになった途端に発症…上重聡さん帯状疱疹を振り返る

公開日: 更新日:

 医師から注意されたことは、疲れやストレスをためないこと、しっかり食事睡眠をとって規則正しい生活をすることでした。帯状疱疹は、免疫力が低下することで発症するウイルス感染症です。子供の頃に水ぼうそうに罹った人なら誰でも帯状疱疹の原因ウイルスを持っているので、50歳以上に予防接種が推奨されているのでしょう。

 ただ、自分では免疫力が下がっている自覚はまったくありませんでした。健康には気を付けるタイプで、食事や運動、睡眠も含めて規則正しい生活を心がけてきました。年に1回ぐらいは口の周りに赤い発疹ができる口唇ヘルペスになりますが、それが唯一の疲労サインだったのです。フリーになったことに対しても、自分ではプレッシャーや不安は感じていないつもりでした。

 でも振り返ってみると、アナウンサー1年目には胃潰瘍になったと同時に三半規管がおかしくなって、番組前にめまいを起こしてしまったこともありました。今回、フリーになったとたんに帯状疱疹になったことを併せて考えると、初めての経験で自信がないことや新しい環境に入ると、体調を崩しがちだとわかりました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…