2024年度入試 パッとしない「日東駒専」の一方で…文系都会派「成成明学国武独」注目の理由

公開日: 更新日:

 國學院大学は、今や全国の大学駅伝で上位争いの常連で名をはせ、地方の受験生にも知られるようになった。神道文化学部がルーツなのでイメージが古いが、渋谷エリアのシティキャンパスだ。有名作家も輩出している国文(文学部日本文)学部が有名で、中・高の国語科教師も多い。その伝統を踏まえて、初等教育子ども支援などを学ぶ人間開発学部は、ネーミングが仰々しいが、伝統を踏まえて実績を上げれば面白そうだ。観光まちづくり学部も同様で、卒業生が実績を上げるかどうかがカギとなりそうだ。

 武蔵大学は旧制武蔵高校で、伝統校だ。ただ総学生数が5000人未満で、やや地味な印象だ。人文・経済・社会・国際教養(2022年度新設)の4学部で、文系大学のイメージである。昔から「ゼミの武蔵」といわれ、1年次からゼミ必修というその少人数教育には定評がある。キャンパスも東京都区内であるが、練馬区なのでシティキャンパスとはいいがたい。それだけに地道に勉強するにはよい環境ともいえそうだ。

(木村誠/大学教育ジャーナリスト)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係