セラピストが「とても綺麗な肌をしてるね…」社交辞令でも十分うれしくなる言葉だった

公開日: 更新日:
コクハク

初めて男性に肌を触られて…

 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を予約し、セラピストと一緒に初のラブホへ。そして始まった施術という名の性感マッサージは…。

【48歳で「男」を知りました。】

 ベッドの上にうつ伏せになった私の部屋着に手をかけたO氏。やさしく私の肩をなでると、そっと部屋着を上半身から脱がせていきます。

「…胸が大きいんだね。とても綺麗な肌をしてる」

 このセリフを聞いただけで、恥ずかしさと、褒められて嬉しい思いが交差し、胸がギューっと熱くなるのを感じました。たとえ社交辞令だとしても、男性に褒められ慣れていない私には、十分うれしくなる言葉でした。

 O氏は背中にベビーパウダーをかけると、触れるか触れないかの距離感で、背中から腰までを手のひらと指でタッチしていきます。直接触られていないのに、ゾワゾワとした気持ちよさに襲われ鳥肌が…。

 思わず声が出そうになるのを我慢していると、「声、出していいよ。恥ずかしくないし、僕は嬉しいから」耳元で囁きます。その言葉を聞いて安心したのか、少しずつ声を出すようになり、《気持ち良くなると声を出しちゃうんだ…》と、ちゃんと性感を表現できる安心感を抱きました。


【こちらもどうぞ】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

初めての気持ち良さを知ってしまった!

 いつの間にか腰から下にあった部屋着も剥ぎ取られ、全裸に。下半身に迫ってきた手は、私の大事な場所の周囲を撫でていきます。触れるようで触れない、焦らしプレイ…。恥ずかしくなって足を閉じようとすると、

「ダメだよ。そのまま開いてて。気持ちいいんでしょ?」

「いつ触ってくれるのだろう…早く…」

 じれったく思っている気持ちが見透かされたのか、

「仰向けになって」

 いよいよ男性に初めて自分の胸を見せることになり戸惑いながら、胸を手で隠して仰向けになると、目の前にはやさしく微笑むO氏の顔。

「胸もとても綺麗だね。僕にちゃんと見せて? 胸にキスしてもいい?」

 私がうなずくと、胸の前の私の手をそっと外し、やさしくキスをしてきました。その瞬間、これまで経験したことのない快感が、電気のように走ったのです。

男性に“抱かれる”快感に満たされて…
「他人に触れられるだけでこんなに感じてしまうなんて…」

 それからは身を委ね、気持ち良さに没頭。最初は出ていなかった声も部屋中に響き渡り、男性に“抱かれる”快感に没入して行ったのでした。

快感を知りたく男性を探す日々

 120分ぐらいでしょうか。夢のような施術は終わり、残りの限られた時間は腕枕の中、“初めての性体験”で男性に触れられる余韻にひたりました。

 このひと時を惜しむと同時に私の性への関心は、ますます高まるばかり…。

 O氏とは最後までできなかったものの、その後まもなく、アプリで知り合った男性と最後までいたし、処女を卒業。女風を利用したことでスキンシップのハードルが低くなり、様々な男性と交われるようになったのは大きな収穫でした。

 それでも、女風の気持ち良さは格別で、思い出してはセラピスト探しに没頭…!

 そんななかで興味を持ったのが、O氏と同じ店のランカーM氏でした。ランカーとは、お店での売り上げのトップ10以内に入るような上位ランクの人気セラピストのこと。

 M氏はチェーン展開する系列店で全国2位になる人気セラピストでした。写真は口元を隠していても、KAT-TUNの亀梨くんのような端正なルックスがわかるイケメン。彼は個人のSNSをやっていて、そこで筋肉隆々の身体を惜しげもなく披露していたのです。

「どんな施術をするんだろう?」

 日に日にM氏に惹かれていった私はDMを送信してしまうのです。

 次回へつづく。

(mirae.(みれ)/ライター)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    青木さやかさん2度の肺がん手術を振り返る「症状らしいものが何もなく、間違いかなと…」

  2. 2

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3

    日本ハム新庄監督は続投する?しない? 目下2位と大健闘でも決まらない複雑事情

  4. 4

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  5. 5

    イメージ悪化を招いた“強奪補強”…「悪い町田をやっつける」構図に敵将が公然批判でトドメ

  1. 6

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  2. 7

    なぜ阪神・岡田監督は大炎上しないのか…パワハラ要素含む「昭和流采配」でも意外すぎる支持

  3. 8

    徹底した“勝負至上主義”が生む誤解…特定チームのファンをブチギレさせ大炎上した発言とは

  4. 9

    愛川欽也さん壮絶死…がん脊髄転移、最期まで「仕事行こう」

  5. 10

    中日「ポスト立浪」に《古参OB》の名前が浮上!「チームをもっとも把握」との評判も