日本協会に難題 スパレッティ氏が不振ミラン監督に急浮上
総合ニュースメディア「TGCOM24」は「高給取り。そして2015年夏まで契約の残るゼニトにも違約金を払わなければならず、コストがかかる」と、同氏にロシアの前所属チームとの契約が残っていることを指摘しつつも、「スパレッティは好ましい」と評価する。
■「日本代表監督候補」はほとんど話題にのぼらず
知名度・実績ともに申し分のない名将だけに、さまざまなチームの監督候補として取りざたされるのは日常茶飯事だが、対照的に寂しいのが同氏の日本代表監督候補としてのニュースだ。
2月10日、現地のいくつかのニュースサイトが「日本のスポーツ紙がスパレッティ氏を代表監督有力候補の一人と報じている」と小さく取り上げた程度。日本とイタリアでは、大きな“温度差”があるようだ。
スパレッティ氏はASローマ監督時代、ストライカーを配さない「ゼロトップ」システムを生み出して欧州の話題を集め、その後ロシアの名門ゼニト・サンクトペテルブルクでリーグ制覇などを果たしたものの、2014年3月にゼニトを解任されて以来指揮を執っておらず、現在はフリー。