ジャンプ新鋭・小林が初Vも平昌五輪団体メダルは視界不良
五輪イヤーの今季はジャンプの本場である欧州の強豪がスロースタート。五輪にピークを合わせるため、シーズン序盤の成績はあてにならない。例えば、今大会の会場であるビスワ・ジャンプ台には終始、選手に不利な追い風が吹いていた。バランスを崩して転倒するリスクを回避したのか、ストッフ、クラフトの強豪2人は助走路であえて減速するなど、本調子から程遠い跳躍だった。欧州勢が調子を上げてくる五輪本番になれば、勢力図が変わる可能性もある。
平昌でのメダル取りは若手のさらなる成長とベテランの安定感にかかっている。