市原弘大が劇的ツアー初V 敗れた時松隆光には“魔の17番”
2人の差が1打になり、72ホール目のバーディー、ボギーで試合がひっくり返ったのだ。
「17番がパーでよかった、というホールになっており、優勝を争っているプロの誰ひとりとしてバーディーを奪えなかったのは日本ツアーの問題点といえます。難ホールであってもプロなら1打目、2打目とナイスショットを続けてバーディーチャンスにつけて試合を盛り上げるべきなのにそれができない。選手も下手だけど、日頃から甘い設定で試合をやっているから、タフになると途端に対応できない力量のなさがよくわかります」(評論家・宮崎紘一氏)
69選手中、17番バーディーはたった6人。いずれも優勝争いと関係ない選手ばかり。
日本ツアーのプロには重圧のかかる場面でスーパーショットは期待できないのだ。