林家正蔵さん<3>たけし師匠が「おまえんちで一杯やろう」
そのまま最高の気分でクラブハウスに戻ってきたら「お客さん、それ記念品じゃないからね。ピン戻してください!」って声がかかりました。
興奮のあまり、18番のピンフラッグをクラブハウスまで持ってきちゃった。後ろの組の人、さぞやお困りだったと思います。「おい、ないよ、ピンがないよ!」って。
ゴルフのおかげで付き合いが広がりました。たけしさんとのご縁もゴルフがあればこそ。来週は最終回。平成の名人で私のあこがれの人、古今亭志ん朝師匠とのエピソードをお話しします。 =つづく
(取材・構成/日本ゴルフジャーナリスト協会会長代行・小川朗)