U18台湾代表の陳柏毓と李晨薰巡り 巨人がメジャーと争奪戦
■市場の競争は激化
最近は台湾のスター選手である陽岱鋼が所属し、巨人のOBチームが現地で親善試合をやったり、巨人主催のネット中継が行われたりしている。台湾で最も有名な球団のひとつだ。
「17年オフには、日本ハムからFAで陽を獲得したのと同時に、台湾のプロ野球を経ずに米マイナーへ挑戦した廖任磊(現西武)を獲得。台湾への積極展開を試みたが、このところは陽が不振に陥り、廖任磊もすでに退団。台湾との関係は2年前ほどの熱量はない。
一方、巨人以外にも西武やロッテが台湾とのパイプを築き、日本ハムは今季、台湾球界の至宝といわれる王柏融を獲得。楽天も台湾出身の宋家豪に加え、U18の日本戦で好投した左腕の王彦程と8月20日に育成契約を結んだばかり。2月28日、3月1日の両日は『日台プロ野球バトルカップ』と題して、ラミゴと親善試合を行っている。台湾を巡るプロ野球界の動きが激しさを増す中、巨人がアマの逸材を獲得できれば現地での注目度が再び高くなることは間違いない」(放送関係者)
メジャーvs巨人の争奪戦は佳境を迎えつつある。どちらに軍配が上がるのか。