司法書士 桧山泰浩(2)野球と司法書士の違い「今の仕事は着地点が決まっている」
司法書士の傍ら、地域の中学硬式野球チームで行う投球指導が気分転換になっている。月4回ほど参加。「投手の130キロくらいの球なら目をつむってでも捕れるし、私もキャッチボールで100球くらい投げています」と豪快に笑う。
順風満帆な第二の人生を歩む桧山氏。ただ、現役時代のことを振り返ると、心残りもある。 =つづく
▽桧山泰浩(ひやま・やすひろ)1967年4月11日、福岡県生まれ。85年の東筑高(福岡)3年時、春のセンバツに出場し、ドラフト1位で近鉄に入団。張本勲の勧めで92年、韓国プロ野球チームに移籍するも、同年限りで引退。2年間の会社勤務を経て、知人の司法書士事務所で受験勉強を兼ねて研修。司法書士試験に合格した96年から、福岡市内に「桧山泰浩司法書士事務所」を構えている。