大谷を苦しめる「ダルビッシュの亡霊」…メッツのデータ分析班が配球パクって徹底対策

公開日: 更新日:

 データサイエンティストによる分析は多角的だ。対戦相手の戦力分析はもちろん、スカウティングにも生かされ、オフの補強では獲得を狙う選手の力量まではじき出し、独自に選手の値段を算出している。昨オフ、大型補強を見送りながらも、2年ぶりのポストシーズン進出を果たしたのは、分析班による同地区のライバル球団との戦力比較が的確だったからだといわれる。

 3戦目以降のメ軍先発は右腕セベリーノ、左腕キンターナと続く。昨季まで直球主体だったセベリーノは今季、変化球の割合を約65%まで増やし、キンターナはシンカー、カーブ、スライダーと多彩な変化球に定評がある。セベリーノ(11勝7敗)は6年ぶり、キンターナ(10勝10敗)は5年ぶりに2ケタ勝利をマークした。

 大谷は3戦目以降、ダル後遺症に苦しむかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷とダルビッシュの両天才には、「生き方」「考え方」において決定的に異なる点がある。いったいどこがどう違うのか。2人を突き動かす「原動力」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由